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召喚日記 0日目 マナストライクは面白い?

2020 3/01
目次

マジック・ザ・ギャザリングの新作ゲーム「マナストライク」

カードゲームとしてMTGをプレイしている人にとって、「マジック・ザ・ギャザリングの新作スマホゲームが出る!」と言われて、ワクワクしながらダウンロードした結果…。
チュートリアル画面で「これじゃねーよ!!」っとツッコミを入れた人は多いかもしれません。

○○風ゲームと同じだし、遊ばなくてもいいや…、と辞めてしまった人もいるかも知れません。

が、声を大にして言いたいです。

「本当にちゃんと遊んでみました?」

ゲームを評価するなら、しっかりゲームを遊んでから、評価しなければなりません。

そんな訳で全力で遊んでみることにしました。

「MTG」って何?

改めて考えてみると、マジック・ザ・ギャザリングの面白い点はなんだろう…と考えた時、私が考えるギャザリングの魅力はこんな感じです。

  • 魅力あふれるカードで「デッキを組む
  • ドローして土地を出し、「召喚を行う」
  • 召喚したクリーチャーで「バトルする」

あれ?マナストライクって思った以上に、MTGのシステムを基礎にしている?

マナストライクでも、本家と共通してフィールド上にクリチャーを召喚し、相手フィールドのクリーチャーとバトルをします。

バトルの前は手持ちのカードから7枚のデッキを作成するなど、しっかりMTGの要素が活かされている点にも原作愛を感じます。

困ったときに頼りになる「プレインズウォーカー」や、特定の範囲のクリーチャーを吹き飛ばす「漸増爆弾」と、見れば見るほどMTGの世界が見つかるのです。

7枚のカードでデッキ?

本家TCGのギャザリングでは、土地・クリーチャー・アーティファクト・ソーサリー・インスタントなどの数種類のカードを元に、60枚のデッキを練り上げます。

そこと比較すると、現在のマナストライクはカードの使用可能なカードの枚数は、たった72枚。デッキも7枚と非常にコンパクトです。

遊んでないユーザーや、少し噛っただけのプレイヤーでは「自由度の狭いゲーム」の印象を持つかもしれません…。でも実際に遊んでみると、印象が変わります。7枚のデッキというのは、絶妙なバランスの上で成り立っています

例えば、1試合でプレイできるカードの種類に注目してみると以下になります。

通常のギャザリングでは、デッキ60枚に対して、土地カードが17~24枚(※1)オーソドックスなバランスです。仮に土地の枚数を20枚とします。マナストライクでは土地の概念が存在しないため、それらのカードを除くと40枚のカードで遊んでいることになります。

加えてに、MTGでは1種類のカードが最大4枚までデッキに入れることができます。強力なカードは4枚積むことが多いため、デッキをそのまま÷4すると、(※2)10種類のカードがデッキに含まれるようになります。

さらに、1試合で手札に来ないで終わるカードも複数枚存在するため、1試合でプレイできるカード種類の枚数は、土地を除くと7~10種類前後に留まることが多いです。

※1デッキによってだいぶ上下します。あくまで一例として挙げています。
※2デッキバランスによっては2枚積み、1枚積みなどのデッキも当然存在します。

こうして考え直してみると、デッキが7枚+プレインズウォーカー1枚と言う手札の枚数は、「1試合に影響を与えるカードの枚数」としては絶妙なバランスなのが判ります。

ギャザリングの魅力「コンボ」

「MTG」に限らず、多くのゲームで重要な要素「コンボ」の概念が存在します。

例えば、本家ギャザリングでは、ドローカードの「天才のひらめき」というカードが存在します。

コスト(X)(2)(青)を支払うと、プレイヤー1人を対象として、カードをX枚ドローさせる事が出来るカードです。

普通にテキストを読み取ると、デッキからカードを引くだけで「強いカード」というイメージは持たないかもしれません。しかし、このカード60マナ以上生み出せるなら「相手にデッキを全部弾かせれば勝ちじゃない?」という、文字通り天才のひらめきによって、MoMaという強力なコンボデッキを生み出しました。

コンボというのは、1枚のカードではなく、複数のカードを上手く使いこなすことで様々な相乗効果を生み出すことを刺します。

こういった、コンボを見つけ出すのがカードゲームの魅力の一つですが、マナストライクにもしっかりとコンボが存在します。

マナストライクのコンボ例

霊気烈風の古きもの+機械じかけのクワガタ

「霊気烈風の古きもの」は、飛行する味方を敵に認識させない霊気状態にすることができます。機械仕掛けのクワガタは低コストで3体編成の飛行ユニットですが、HPが低く吹けば飛ぶ程度の耐久力しか持ちません。しかし、「霊気烈風の古きもの」と並べて使用すると、ターゲットにならないため、長時間フィールドで戦い続けることができます。

ゲラルフの伝書使+墓場からの復活

復活能力を持つ「ゲラルフの伝書使」のHPが減ってきた場合に「墓場からの復活」の生贄に使用しましょう。他のクリーチャーと違って蘇生能力があるため、生贄に捧げるデメリットが大幅に軽減されます。

灰雲のフェニックス+ショック

「灰雲のフェニックス」の蘇生能力は非常に強力ですが、通常「フェニックスの卵」の状態ですとすぐにHPがなくなってしまうため蘇生能力を活かせない場面が多いです。

そんな場面で、襲ってくる敵クリーチャーを「ショック」で倒すor気絶による足止めをすることで卵から羽化出来る可能性を増やします。

抜群のモデリング

この項目は100%好みの問題ですが、マナストライクのクリーチャーやプレインズウォーカーのモデリングが精巧に作り込まれていてかなり好きです。

どのぐらいのMTGユーザーが共感してくれるかはわかりませんが、MTGの絵は日本のアニメの絵とは大きく違ってアメコミ調~リアル調に描かれるものが多いです。そのため3Dモデリングでは濃すぎるように感じることが多いのですが、チャンドラはしっかり美人に・ガラクは活かしたゴリマッチョに表現されています。このまま1枚のカードに実装されても違和感のない精巧な動きを見せてくれます。

まとめ

マジック・ザ・ギャザリングのスマホゲームとなると、過去に「マジック・デュエルズ」などがありましたが、バグが存在したり重かったり、アプリが落ちるなどの課題が多くゲーム自体は面白いけど…という要望が多くありました。

冷静に考えてみると、自由にカードが扱えるカードゲームをきれいな3DCGで表現すると、どうしてもゲームの容量が大きくなりすぎるなどの問題も存在します。

また、対戦相手の思考時間などもゲームのテンポに大きく関わるなどの課題点も存在しました。

それらの課題点を解消しつつ最大限に「マジック・ザ・ギャザリング」の世界を表現した『マナストライク』は、MTGファンの人にしっかり遊んで欲しいおすすめのゲームです。

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